トヨタ純正ナビの改造 その2


カーナビモードでは純正状態と同じくカーナビとして使え、テレビモードでは普通にテレビが見れる。
この状態を作るには2つのモードを切り替える必要があります。
切り替える必要がるのは、前章で書いたパーキングセンサーと車速パルスの2つです。
ここでは、実際に改造する場合の方法などを書いていきます。

必要な材料 : 6Pトグルスイッチ(1個),0.5SQ程度のリード線(色違いを5本 1m程度) 
ギボシ端子(4〜5セット),小さめのY型端子(1個)
必要工具 : 大き目のドライバー(+,−),ハンダとハンダごて,ドリル,ラチェット(10mm)
ラチェット用のエクステンションバー(30cm程のもの),ギボシ用カシメ工具,テスター など


まずは、純正ナビを取り外します。
大概の車種は、ナビの周りにあるインストゥルメントパネル(インパネ)を外し、固定してあるネジを外せばOKです。

フィールダーのナビ周りのインパネを外したところ。
太めのマイナスドライバーをインパネの周りに挿し込み、抉れば取り外せます。

この時に、ドライバーで周りを傷つけないよう注意しましょう。
そして、ナビを固定してあるネジを外します。
フィールダーの場合、+ネジ兼用の10mmのボルトで固定されています。

手前側の2個は長めの+ドライバーで簡単に外せますが、
奥の2個はドライバーやラチェットなどの工具が入らない場所にあり、
写真のようなエクステンションバー(延長バー)が必要になります。

ナビを固定している金具のネジを外し終わったら、ゆっくりとナビ本体を引き出します。
そして、ナビ本体に接続してあるハーネスコネクタを全て外します。

ハーネスを外さずに改造することも出来ますが、作業性が悪い上に断線する可能性がありますので避けましょう。

ハーネスは数種類あります。その中の このコネクタが改造ポイントです。

上のコネクターをハーネス側から見た図です。
それぞれの意味は以下の通りです。

1:リバース (バックに入れると+12V)
3:走行パルス (走行すると速度に応じたパルス信号が出る)
5:パーキング (サイドブレーキを引くと0V 下ろすと+12V
  キーがACCの位置では常に0V)

このうち、今回改造するのは3と5のハーネスです。
1:まずは、6Pトグルスイッチに1m程度のハーネスを
 5本ハンダ付けします。配線は左記の参照。
 反対側にはギボシ端子を圧着します。(オス端子)

2:カプラーとハーネスの根元(束ねてある場所)の中間で、
 3と5の配線をニッパーなどで切ります。
 そして、ギボシ端子を圧着します。(メス端子)

3:左記の配線図を参照しながら、ギボシ端子を
 接続していきます。

4:トグルスイッチを、空いてるスペースに取り付けます。
  のっぽのフィールダーの場合、運転席右側のミラー調節の
  スイッチの隣が空いていましたので、そこに取り付けました。

以上の改造が終わりましたら、カーナビに全てのカプラーを元通りに接続し、元通りに取り付けます。

このスイッチ改造の動作原理は、以下の通りです。

スイッチON
(TV側)
Bへは何も接続されず、走行パルスは入らない=停止中と勘違いさせる
Dへは0Vが入力される=サイドブレーキを引いてると勘違いさせる
スイッチOFF
(NAVI側)
Bへは走行スピードに応じた走行パルス信号が入力される=通常動作
Dへはサイドブレーキの状態に応じた信号が入力される=通常動作

この改造を行い、元通りに取り付けたら実際に走行してみて、テレビが映ることを確認します。
もし映らなかったら、スイッチの状態、配線などをチェックしましょう。

これで走行中にもテレビを観賞する事が出来ます。おまけとして、走行中にもナビの操作が出来ます。
TV側でもカーナビは動作しますが、GPS信号だけで動作しますのでどうしても誤差が出てしまいます。
従って、カーナビを使用するときにはNAVI側にて使用することをお勧めします。

ご注意!!

走行中にテレビが映らないようにしてあるのは、自動車メーカーの自主規制で行われてます。
走行中にテレビが映っていも、法的には問題がないようですが、運転者が走行中にテレビを見ることは、
道路交通法の安全運転義務違反ですので、処罰の対象となります。
助手席や後部座席へ乗車している人が走行中にテレビを視聴させるのがこの改造の目的であり、
運転しながらテレビを視聴することを目的とするものではありません。
テレビを見ながら運転することは大変危険ですので、絶対におやめください。

また、この改造方法を参考に実際に改造を行い、何らかの問題が発生してものっぽは一切の責任を負いません。
改造にリスクは付き物です。必ず自己責任で行うようお願い致します。


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